国際ビジネスの場で重要となるアメリカ法の基礎を学ぶことを目的とした海外研修「Aloha Law Program」を8月27日から9月9日までの14日間実施しました。本プログラムは、公益財団法人末延財団のご支援を受けて実現したもので、法学部4名、教育学部4名の計8名の学生が参加しました。
ハワイ大学にて行われた講義では、毎日約6時間にわたってアメリカ法に関する授業を英語で受講。さらに、1日の終わりには復習授業(Review Class)を通じて理解を深め、知識の定着を図りました。4日間にわたる集中講義の後は、ハワイ州地方裁判所での刑事事件の陪審審理の傍聴や、ハワイ州最高裁判所での裁判官との対話など、実際の法制度を肌で感じる貴重な体験ができました。また、ビジネス系弁護士事務所を訪問し、現地の法務実務についても学びました。
今回の研修を通じて、学生たちはアメリカ法の知識だけでなく、国際的な法制度の違いを直接学ぶことで、今後のキャリアに生かせる貴重な経験を積むことができました。法制度を多角的に理解するこの実りある研修は、参加者にとって大きな成長の場となりました。
大貫愛紗さん(教育学部英語教育専攻4年)コメント
アメリカの法律についての歴史やシステムなどを学ぶことができ、非常に興味深かったです。法律を専門的に学ぶのは初めてでしたが、ハワイ大学の先生方によるレクチャーのほか、裁判所での傍聴、判事や裁判官の方のお話、弁護士事務所の訪問などを通して、貴重な経験と幅広い知識を身につけることができました。また、現地の方とのコミュニケーションの中で、自分の英語が伝わる喜びを強く実感しました。
新しい発見の連続だった2週間、プログラムに参加したメンバーと過ごした一瞬一瞬が忘れられない思い出です。
永森隆誠さん(法学部4年)コメント
このプログラムを通してアメリカ法を学び、日本法と比較することで法律に対する新しい見方ができるようになりました。また、ハワイには多くの文化が根付いており、日本発祥の食べ物や慣習なども見られたことから、日本とも密接な関係にあることを学びました。
この研修に参加したことは、日本とアメリカについて法律・文化の両面から新しいことを学ぶ良い機会となりました。
ハワイ大学でのアメリカ法講義
ハワイ州地方裁判所にて