7月17日に「キッズ・ユニバーシティ・おやま2023」を大行寺キャンパスで開催しました。これは学問への憧れを抱く子どもたちに学びの機会を提供することを目的に、小山市教育委員会と本学が連携し実施している小・中学生版のオープンキャンパスです。小山市・下野市・野木町・茨城県結城市の小学5・6年生ならびに中学1年生を対象として2012年から行っています。
今回は11名の小・中学生が2つの講座を受け、本学生と共にキャンパス内を見学し大学の雰囲気を体験しました。
〇講座1 「法律の条文を「読む」とはどういうこと?」 横沢 恭平 講師(法学部)
法律の条文を「読む」(解釈する)とはどういうことかを色々な例から一緒に学びました。参加した子どもたちからは、「法律は答えが一つではないということが印象に残った」「いろいろな視点で見るということを学べた」「法律が1900もあると知ってびっくりした」「難しそうと思っていた法律や条文を身近な例を出して説明してくれたので、生活に欠かせないものとわかり興味を持った」といった感想をいただきました。
身近な例を参考に法律について考えました
〇講座2 「光で遊ぼう!」 小川 博士 准教授(教育学部)
偏光万華鏡など光を使った科学工作や遊びを通して、光の不思議について学びました。参加した子どもたちからは、「光の動きによって、見え方が変わったり、色がちがったりすることがわかり面白かった」「今回の楽しい実験で、昔の人の光の考え方や光の性質について知ることができた」「光は波みたいで粒みたいだなんて初めて知ってわくわくした」「これからは理科を極めていきたい」といった感想をいただきました。
偏光板を使った万華鏡を作る参加者の皆さん
2023年7月20日付け 下野新聞