2021年度の白鴎大学学位記・卒業証書授与式が3月19日（土）、大行寺キャンパスの第一体育館で挙行され、卒業生1201人が新たな一歩を踏み出しました。

北山修学長は『直線的時間と円環的時間』を説明したうえで、「謝恩会のない今日の卒業式はある意味残念なことで取り返しのつかないことです。しかし円環的時間がきちんとまわれば、来年も思川の桜は咲くでしょう。そう思うだけで私たちは安心なのです。『また会いましょう！』、巡り来る時間これこそが、私からの皆様へのプレゼントであり、未来への希望を大事にして出発していただきたいのです。私たちは皆様を送り出しますが、振り返っていただけるのなら、白鴎大学はここでいつでも手を振っています」と式辞で卒業生を激励しました。

研究科と学部の総代に学長から証書が授与されたほか、卒業生代表挨拶として教育学部の宮田理那さんから謝辞が述べられました。またハンドベル部が演奏を披露し、卒業生の門出に華を添えました。

式典は新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、卒業生と教職員のみで開かれ、実施時間を短縮。出席できない卒業生や保護者の皆様のために、式典の模様をインターネットでライブ配信しました。

式辞を述べる北山学長

卒業証書を受け取る法学部の青木萌々子さん

卒業生代表挨拶をする宮田理那さん

『トルコ行進曲』と『情熱大陸』を披露するハンドベル部