7月7日に第15回学生法律討論会を開催しました。これは法学部の白石智則教授が中心となって行っている恒例行事で、事前に発表された民法の事例問題についてチームごとに立論と質疑応答を行い、その内容をもとに審査員が順位を決定するものです。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、今回は一般参加者向けにZoomでの配信を行うなど感染対策を徹底し、2年ぶりの開催が実現しました。
法学部の茂木ゼミ・畑中ゼミ・白石ゼミが出場し、契約交渉破棄における損害賠償請求の可否について白熱した討論を展開しました。討論後、事例作成と審査を担当した矢島秀和准教授による講評・順位発表があり、茂木ゼミが優勝を飾りました。
矢島准教授コメント
「契約交渉の不当破棄にかかる損害賠償請求に関する問題という、普段の民法の講義ではあまり馴染みのない領域であったにもかかわらず、どのゼミの報告も、関連判例や学説をきちんと調べて立論をしており感心しました。また、素朴ながらも鋭い質問が多く、立論者に知的な刺激を与えたのではないかと思います」
白熱する質疑応答
約80名が視聴したZoom配信
優勝した茂木ゼミ