2021年度の入学式を4月3日(土)に執り行い、大学院生を含む1,289人が学生生活をスタートさせました。
今年度は新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底するため、学部ごとに会場を分けて開催し、来場できない方のために式典の様子をライブ配信しました。
北山学長は式辞で祝福の言葉を述べた後、「本学の創設者である上岡一嘉初代学長自ら示された本学のモットー『プルス・ウルトラ』の精神で、今立つ場所を踏まえ、もう一歩前に踏み出しましょう。人生とは旅であり、青年の時期が旅立ち、すなわち出発の時です。しかし今は外出が制限され、実際の旅が非常に難しくなっています。だからこそ、『心の旅』に出かけていただきたいのです。心の中にも、外と同じくらいの広がりがあります。心の旅は果てしなくて、実は目的地を永久に探し続けるものです。校名の『白い鴎』の通り、本学は皆さんが羽を広げ飛んで行かれるための学力と体力、そしてそのための気力を養成するための環境でもありたいと思っております。皆さんが自分を作り、自分を発見する旅のお手伝いをさせていただくことになるでしょう。充実した旅になることを祈ります」と新入生を激励しました。
入学式に続き、新入生の前で「在学生表彰式」が行われました。これは学業やスポーツの分野において優秀な成績や顕著な活躍をした在学生に対して表彰を行うものです。今回は、令和2年度「児童虐待防止推進月間」標語募集において、応募数4,641作品の中から「189(いちはやく) 知らせて守る こどもの未来」が最優秀賞(厚生労働大臣賞)を受賞した稲葉結さん(教育学部3年)と行政書士試験に合格した森晃希さん(法学部4年)がそれぞれ表彰されました。
式辞を述べる北山修学長
経営学部、法学部の会場となった白鴎アリーナ
表彰状を受け取る稲葉さん
入学式を無事に終えた新入生