前場文夫市長や奥島孝康学長をはじめ、結城市と白鴎大学の幹部が一堂に会した情報交換会が6月28日(木)、同市庁内で開かれました。これは、2016年3月に結城市と締結した連携協定に基づくもので、関係者約30人が出席。昨年度の事業実績と平成30年度事業計画について確認したほか、今後の発展に向けて意見を交わしました。
市内の小中学校で授業や部活動などを支援するスクールサポート事業は、昨年度27人の学生が延べ380日間活動しました。主に小学校では個別学習での支援のほか図工・体育の授業補助、中学校では定期テスト前の学習会で英語や数学をサポート。会合のなかでは、受け入れていただいた現場の先生方から「スクールサポートの学生が、学級に来てくれるのを待つ子どもたちが多かった」などの声も紹介されました。今年度は6月1日現在、39人の学生が登録しています。意見交換では、奥島学長から「市民の方が気軽に参加できるカルチャーセンターのような授業を作ってはどうか」と提案があったほか、「市民も参加できる『結城学』の授業を開設してはどうか」や「保育士実習に来てもらい就職に繋げてほしい」などが上がりました。
挨拶する奥島孝康学長
出席した結城市と本学の関係者たち