平成30年度白鴎大学・小山市の連携事業報告会が5月11日(金)、同市庁内の会議室で開かれました。関係者約20人が集まり、本学からは上岡條二理事長をはじめ経営学部長の藤井健教授や法学部長清水正義教授などが出席。平成29年度の事業実績と今年度事業計画について確認された後、今後の連携事業について意見交換が行われました。
報告会のなかで上岡理事長は「ここまで教員採用試験で実績を上げられたのも、スクールサポート事業を10年以上続けてこられたおかげ。実際の現場を見ることで学生の意識向上に大きな影響がある」と同事業を評価しました。今年度は昨年からの継続事業のほか、新規事業でインバウンド推進事業に関わる通訳の協力や若い世代との意見交換会などを計画。意見交換の機会では、「市開運スポーツ合宿所」の新設についての説明などが行われました。
白鴎大学と小山市は2007年3月に、人財、教育・研究、産業・雇用をはじめとする各分野で連携と協力により、地域の課題に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的に、連携に関する協定を締結しました。今年度は、25の審議会委員に教員を派遣するほか、昨年度より4つの事業が増え、28事業を連携する予定です。
地域連携サポートセンター長を務める教育学部の奥澤 信行教授
2018年5月12日付下野新聞