2016年度秋季卒業式学長式辞
平成28年度秋季学位記・卒業証書授与式 学長式辞
学長
奥島孝康
みなさん、本日はご卒業おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。
みなさんは、卒業はしても、本学の校友として今後とも白鷗ファミリーの一員でありますので、機会を見て本学へもお立寄りいただき、学生時代を振り返って、
リフレッシュしていただくとともに、心を癒す場としてもたびたびお立寄りいただければと思います。
ところで、私は今朝午前4時半にサンフランシスコから羽田に帰国したところです。
世界が小さくなったことを実感しています。
とりわけ、今回のアメリカ出張は公益財団法人大川情報通信基金の理事長として、アメリカ人研究者へ研究助成金の授与のためであります。
周知のごとく、最近の情報通信技術の目を見張る発達ぶりは誠に驚異というほかはなく、かかる視角からすれば世界はますます小さくなりつつあります。
こうした状況に追いつき追い越すためには、生涯学習の必要性・重要性は、否応なくみなさんが学習する場としての母校との結びつきをますます深めることとなるでしょう。
母校はみなさんの生涯学習の支援のための準備を怠らないように、しっかり態勢を整えようとしております。
母校の動向についてもぜひご期待ご注目くださいますよう。
サンフランシスコでは、「グランド・ハイアット」に泊まりましたが、近くに大勢の人が行列をつくっている店がありましたので、覗いてみるとAppleの新製品の発売日であり、
それこそ老いも若きも新製品を入手しようと、やっきになっている熱気が伝わってまいりました。
つまり、世界の動向は、あらゆる分野で、あらゆる側面で情報化の速度を増してきております。
白鷗も世界のスピードに対して、本学のモットーに言う「プルス・ウルトラ」とは、常にこのスピードに追いつくだけではなく、
「さらに向こうへ」挑戦する、みなさんのよきパートナーとして、今後ともみなさんをバックアップして参りますので、ときには母校を思い出し、お立寄りください。
みなさんの社会でのご活躍を改めてお祈り申し上げます。