教員氏名 | 島埜内 恵(シマノウチ メグミ) |
職名 | 講師 |
最終学歴・学位 | 修士(教育学) |
専門分野 | 比較教育学、教育制度学、教育学 |
学協会活動 | 日本比較教育学会、フランス教育学会、日本教育制度学会、公教育計画学会、日本カリキュラム学会、日本社会学会 |
【主な著書・論文等】 |
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【論文】 ■島埜内恵(2019)「フランスにおける『出身言語・文化教育(ELCO)』プログラムの近年の改革動向―イタリアとポルトガルに焦点を当てて―」、『浜松学院大学研究論集』第15号、49-62頁(査読無)。 ■島埜内恵(2018)「フランスの公教育制度における移民教育施策の位置づけの変容 ―『出身言語・文化教育(ELCO)』プログラムの近年の動向を中心に―」、『浜松学院大学教職センター紀要』第7号、 111-120頁(査読無)。 ■島埜内恵(2017)「国外最新情報 フランスにおける教育課程改革の動向 ―『共通基礎』と外国語教育に焦点を当てて」、『教育制度学研究』第24号、192-200頁(査読無)。 ■島埜内恵(2016)「フランスにおける『出身言語・文化教育(ELCO)』プログラム運用の現状と課題―ストラスブール大学区を事例として―」、『フランス教育学会紀要』第28号、67-80頁(査読有)。 ■島埜内恵(2014)「フランスにおける『出身言語・文化教育』政策の変容―国民教育省による通達の分析を通して―」、『筑波大学教育学系論集』第38巻、15-27頁(査読有)。 ■島埜内恵(2013)「フランスにおける移民に対する『出身言語・文化教育』プログラム」、『公教育計画研究』第4号、92-109頁(査読有)。 【著書】 ■島埜内 恵(2018)「現代の学校制度と教員養成―フランス―」、 尾上 雅信編『西洋教育史 (MINERVAはじめて学ぶ教職)』、146-155頁(分担執筆)。 ■島埜内恵(2016)「コラム2 『外国人取り出しクラス』の先生の1日」、 園山大祐編『岐路に立つ移民教育―社会的包摂への挑戦―』、ナカニシヤ出版、52頁(分担執筆)。 ■池田賢市・島埜内恵(2016)「各国における教育改革運動の展開 3 フランス」、 斉藤利彦・佐藤学編著『新版 近現代教育史』、学文社、80-91頁(分担執筆)。 【学会発表】 ■島埜内恵(2018)「フランスにおける移民教育施策の変容 ―「出身言語・文化教育(ELCO)」プログラムの改称に着目して―」、公教育計画学会第10回大会(2018年6月16日)。 ■島埜内恵・園山大祐(2017)「統合高等審議会報告書(1991~2013年)にみる移民のフランス的統合(6) ―教育施策の対象と学校の使命の変化に着目して―」、日本社会学会第90回大会(2017年11月4日)。 ■Mégumi SHIMANOUCHI, 2016, Objectifs et Situation Actuelle du dispositif d’Enseignement des Langues et des Cultures d’Origine (ELCO) en France, 9th Forum of the Euro-Japan Academic Networking for Humanities Project : Colloque Identités(23/09/2016). ■島埜内恵(2016)「フランスにおける「出身言語・文化教育(ELCO)」プログラムの目的とその変容」、フランス教育学会第34回大会(2016年9月11日)。 ■Mégumi SHIMANOUCHI, 2015, Systèmes éducatifs et « vivre ensemble »: une comparaison entre la France et le Japon, Journée japonaise et chinoise(01/12/2015). ■Megumi SHIMANOUCHI, 2015, Evolution of “Education of Original Language and Culture: ELCO” Policy in France: Focusing on “Immigrant Nature”, International Conference Celebrating the 20th anniversary of Asian Studies at the University of Ljubljana: Trajectories from Pre-Modern to Post-Modern(08/11/2015). ■島埜内恵(2015)「フランスにおける「出身言語・文化教育(ELCO)」プログラム政策の運用における現状と課題―ストラスブール大学区を事例として―」、フランス教育学会第33回大会(2015年9月6日)。 ■島埜内恵(2013)「フランスにおける移民の子どもの教育に関する一考察―「出身言語・文化教育」プログラムに着目して―」、日本比較教育学会第49回大会(2013年7月7日)。 ■島埜内恵(2013)「フランスにおける移民教育政策―二国間協定による「出身言語・文化教育」プログラムを中心に―」、公教育計画学会第5回大会(2013年6月23日)。 【報告書等】 ■島埜内恵(2019)「『浜松市と大学との連携事業』に関する報告―小学生を対象とした外国語活動講座を事例に―」、『浜松学院大学教職センター紀要』第8号、67-81頁。 ■島埜内恵・園山大祐(2018)「統合高等審議会報告書(1991~2013年)にみる移民のフランス的統合―教育施策の対象と学校の使命の変化に着目して―」、科学研究費助成事業研究成果報告書『国内社会の紛争としての移民問題―フランスの移民統合モデルの変化に関する学際的研究―』(研究代表者:中野裕二、科研番号:15KT0047)、69-77頁。 ■筧有子・島埜内恵(2018)「浜松地域のアート関連施設との連携事業による子どもワークショップについて」、『浜松学院大学地域共創センター紀要』第6号、74-84頁。 ■坂口真康・島埜内恵・岡本智周(2014)「日本の国際化に対する認識の検討―マイノリティ支援に対する認識との関連―」、岡本智周・坂口真康編『共生社会に関する調査―2014年調査報告―』筑波大学人間系研究戦略委員会、66-80頁。 【研究助成】 ■「国境を越えて移動する子どもの教育保障に関する研究―二国間連携に焦点を当てて―」 日本学術振興会: 科学研究費補助金(若手研究) 研究期間: 2019年4月 - 2022年3月 代表者: 島埜内 恵 ■「 中等教育の生徒が早期離学・中退・進路変更する要因と対策に関する国際比較研究」 日本学術振興会: 科学研究費補助金(基盤A) 研究期間: 2019年4月 - 2024年3月 代表者:園山大祐(研究分担者として参加) ■「二国間連携による移民教育政策に関する研究」 日本学術振興会: 科学研究費補助金(研究活動スタート支援) 研究期間: 2017年10月 - 2019年3月 代表者: 島埜内 恵 ■「フランスにおける移民教育政策に関する研究」 日本学術振興会: 科学研究費補助金(特別研究員奨励費) 研究期間: 2014年4月 - 2016年3月 代表者: 島埜内 恵 |
【問題関心】 |
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自分ではどうしようもできない属性、例えば「出自」や「生まれ」等が教育を規定すること/してしまうことに関心を持ち、研究を始めました。現在では、「マイノリティ」とされる人びと、とりわけ「移民/外国人の子ども」の教育に関心をもって研究しています。主たる研究フィールドはフランスですが、日本を含め、各国との比較も重視しています。 |
【現在の研究テーマ】 |
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フランスにおける「移民」の子どもの教育に関する政策や制度等 (特にホスト国の言語の教育や「母語」の教育) |
【学生へのメッセージ】 |
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教育の現状や課題に関して考える際、すぐに改善の方向性や解決策を模索するのではなく、一度立ち止まり、「そもそも」というところからともに問い返していくような教育を目指しています。 |
【担当主要科目】 |
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ゼミナール、フレッシュマンセミナー、人権教育、卒業研究、教育制度論、比較教育論 |