白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

法学部

教員紹介詳細

教員氏名 蓮田 哲也(ハスダ テツヤ)
職名 准教授
最終学歴・学位 明治大学大学院博士後期課程修了・博士(法学)
専門分野 民法(財産法)
学協会活動 私法学会、日本成年後見法学会
【主な著書・論文等】
・「裁判例研究 成年被後見人の死後に成年後見人のした成年被後見人名義の預金債権払戻請求が民法654条にいう委任終了後の処分(いわゆる善処義務)に当たらないとされた事例」実践成年後見No.60(2015)89-94頁
・「成年被後見人の死後における財産管理事務―成年後見人であった者による財産管理事務継続について―」白鷗法学22巻(2016)2号101-131頁
・「製造者である売主の主たる義務履行後における品質保持義務―ドイツ法理論を参考として―」白鷗法学23巻(2016)1号1-30頁
・「郵便物等の管理・開封閲覧および成年被後見人の死後の事務に関する民法の一部改正について」成年後見法研究14号(2017)15-17頁
・「委任契約の終了と善処義務 ―「契約の終了」規律の一斑―」伊藤進先生傘寿記念論文集編集委員会編『現代私法規律の構造 伊藤進先生傘寿記念論文集』(第一法規、2017)203-227頁
・「契約責任の時間的延長に関する一考察(1) ―契約余後効論を素材にして―」白鷗法学24巻(2018)3号133~175頁
・「契約責任の時間的延長に関する一考察(2) ―契約余後効論を素材にして―」白鷗法学25巻(2018)1=2号135~220頁
・「契約責任の時間的延長に関する一考察(3・完) ―契約余後効論を素材にして―」白鷗法学26巻(2019)1号323~399頁


◆◆◆◆◆ その他 研究内容・学生へのメッセージ ◆◆◆◆◆
【問題関心】
契約とは、契約締結時から契約の主たる目的である債務履行に至るまでという、いわば履行過程を対象としている。この契約の効力が及ぶ範囲は履行過程のみを対象としているのか、もしくはこれ以上に拡大する可能性があるのであろうか。現在、この問題について関心を有している。

【現在の研究テーマ】
「契約余後効」
契約の効力が及ぶ範囲が、履行過程よりも拡大する場面として、契約締結前と契約の主たる目的である債務履行後に分けることができる。現在は、後者の領域について研究を行っている。

【学生へのメッセージ】
現在学んでいる内容が何に役立つのか、更には何のために学んでいるのかを学生が自覚することで、自らの判断力を成長させていくのが大学であると考える。
例えば、民法を学ぶにあたっては、個人間の財産や身分関係といった市民相互関係を定めている法律が民法であって、制限行為能力者制度、売買契約や賃貸借契約などの各種契約や相続など日々の生活に密接に関係していることを自覚しつつ学ぶことで、日常生活においてこれらに関係する出来事に出会ったときに、いかなる行動をなすかを判断できる力を獲得すること重要である。学生が自らの判断力を成長させるために、私は尽力していく。
分からないことがあれば、気軽に声を掛けてほしい。その際、明確な回答をする場合もあるが、曖昧に回答することもある。これは、学生自身に調べてもらいたいからである。
将来、困難にぶつかった時、自分の積み重ねた経験が助けになろう。