白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

学生生活

学長メッセージ

教職員の皆様へ

2020年度前期全期間における遠隔授業実施および定期試験について

 新型コロナウイルス感染の蔓延により、本学では授業開始の延期や遠隔授業の実施をお願いいたしました。
 先生方には、遠隔授業の実施に際し、当初計画していた授業からの大幅な変更に伴い、シラバスの再構築や新たな授業の準備等、多大なご迷惑とご不便をおかけいたしました。
 白鴎大学の学生のために「学び」の灯を消さず、どんな困難な局面においても、本学のモットーである「PLUS ULTRA」の旗印のもとご協力いただけたことに感謝申し上げます。おかげさまでスタート時に多少の混乱はあったものの徐々に軌道に乗りつつあります。
 しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の現状等に鑑みて、本学では学生と教職員の健康と安全面に配慮するとともに、感染拡大防止の社会的責任を果たすため、前期の授業をすべて遠隔授業とすることとします。
 また、8月1日から7日に予定しておりました定期試験は実施しないこととします。試験を実施することによる感染のリスクは避けられず、このような決断に至りましたこと、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 先がなかなか見通せない状況の中で多くの困難があるかと思いますが、白鴎大学一丸となってこの難局を乗り越えていきましょう。



2020年5月14日
白鴎大学学長 奥島孝康


 新型コロナウイルス感染の蔓延により、現在日本ではまさに「国難」ともいうべき緊急事態に直面しております。
 白鴎大学においても、学生、教職員及びそのご家族の生命を守るべく感染防止に向けた取組を検討し、4月27日(月)へ授業開始の繰り下げを決定したところであります。しかし、新型コロナウイルスは、終息する気配を一向に見せておりません。人と人との接触を避けることが、感染防止に不可欠でありますが、大学の授業は、そのほとんどが、対面型であり、人との接触を避けることができません。つまり、現段階において従来型の授業方法では、大学の教育の提供ができないこととなります。
 そこで、本学においては当分の間(現時点では5月末まで)、通常の教室での面接授業(対面授業)は実施せず、実技・実習科目を含むすべての科目で多様なメディアを駆使した遠隔授業を活用し、対面式授業と同レベルの授業を提供できるよう、各先生方にご協力をお願いしたく思います。
 遠隔授業を用いることにより、先生方には、当初計画していた授業から大幅な変更になること、シラバスを再構築せざるを得ない事態が生じるなど多大なご迷惑とご不便をおかけすることになります。しかし、白鴎大学の学生の為に「学び」の灯を消さず、どんな困難な局面においても、本学のモットーである「PLUS ULTRA」の精神を持って乗り越えていこうではありませんか。
 遠隔授業に関しては、白鴎大学全体ででき得る限りサポートさせていただきます。どうぞ教職員の皆様におかれましては、上記の主旨をご理解いただき、ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。



2020年4月13日
白鴎大学学長 奥島孝康