白鴎大学 HAKUOH UNIVERSITY

教育学部

教員紹介詳細

教員氏名 岡田 晴恵(オカダ ハルエ)
職名 特任教授
最終学歴・学位 共立薬科大学大学院薬学研究科前期 薬学修士 順天堂大学大学院医学研究科後期中退 医学博士 
専門分野 感染症学、公衆衛生学、児童文学
学協会活動 日本公衆衛生学会、日本ペンクラブ、日本児童文学者協会
【主な著書・論文等】
1.HIV-1 Nef protein-induced apoptotic cytolysis of a broad spectrum of uninfected human blood cells independently of CD95(Fas)  Okada,H., Takei R., Tashiro M. FEBS Letter. 414(3):603-6, 1997
2.Nef protein of HIV-1 induces apoptotic cytolysis of murine lymphoid cells independently of CD95(Fas) and its suppression by serine/threonin protein kinase inhibitors  Okada,H., Takei R., Tashiro M. FEBS Letter 417(1):61-4,1997
3.Inhibition of HIV-1 Nef-induced apoptosis of uninfected human blood cells by serine/threonine protein kinase inhibitors, fasudil hydrochloride and M3  Okada,H., Takei,R.and Tashiro,M. FEBS Letter 422, 363-367, 1998
4.HIV-1 Nef binding protein expressed on the surface of murine blood cells Okada,H., Morikawa,S. and Tashiro,M. Med.Microbiol.Immunol. 186, 201-207, 1998
5.Determination of pantropism of the F1-R mutant of Sendai virus: specific mutations involved are in the F and M genes  Okada,H., Seto,J.T., McQueen,N.L., Klenk,H.-D., Rott,R. and Tashiro,M.  Arch.Virol. 143, 2343-2352, 1998
6.Determination of N-Linked Sialyl-Sugar Chains in the Lungs of Domestic Cats and Dogs in Thailand Susceptible to the Highly Pathogenic Avian Influenza Virus (H5N1) Sukanya ThongratsakulThaweesak Songserm, Chaithep Poolkhet,SachikoKondo,Hiroazu,Yagi,Hiroaki Hiramatsu6, MasatoTashiro,HarueOkada, Koichi Kato Yasuo Suzuki  Open Glycoscience, 2009, 2, 28-36 等
1.人類VS感染症  岩波ジュニア新書 岡田晴恵著 岩波書店 (2004/12)
2.新型インフルエンザの企業対策 岡田晴恵著、田代眞人監修 日本経済新聞出版社 (2009/4/10)
3.新型インフルエンザの学校対策 ―H5N1型ウイルスから子どもたちを守る基礎知識と指導資料 岡田晴恵著 東山書房 (2008/8/1)
4.新型インフルエンザH5N1 (岩波科学ライブラリー) 岡田晴恵、田代眞人著 岩波書店 (2007/12)
5.強毒型インフルエンザ 岡田晴恵著 PHP研究所 (2011/5)
6.病気の魔女と薬の魔女シリーズ ローズの希望の魔法 岡田晴恵著 学研教育出版 
7.うつる病気のひみつがわかる絵本 シリーズ 岡田晴恵著 ポプラ社 0.大奥 よしながふみ著 白水社 医学監修担当
8.感染爆発にそなえる 岡田晴恵共著 岩波書店 2013.11
9.感染症とたたかった科学者たち 岡田晴恵著 岩崎書店 2013.10
10.エボラVS人類 終わりなき闘い 岡田晴恵著 PHP新書 2014.12
11.学校の感染症対策 岡田晴恵著 東山書房 2015.1
12.病いと癒しの人間史 岡田晴恵著 日本評論社 2015.10
13.感染症キャラクター図鑑 岡田晴恵著 日本図書センター 2016.1
14.知っておくべき感染症 21世紀型パンデミックに備える 岡田晴恵著 ちくま新書 
【問題関心】
 微小なウイルスや細菌などの病原体の動態、流行が、その時の社会や政治、文化に与えた影響についても、私たちの認識はどこかあやふやである。たとえば、中世ヨーロッパ社会に壊滅的な打撃を与えたペストについても、なぜ始まり、どのように終わったかについて、はっきりとした結論が出ている訳ではない。では、人類はその見えない恐怖にどう対処してきたのであろうか。人類史を動かした感染症の歴史から、現代の人口過密、高速大量輸送時代の社会での感染症対策を研究している。
 学校は感染症が流行しやすい場所である。生徒や児童に感染症を正しく理解してもらい、予防の習慣を身に着けてもらうことは大切である。うつる病気の絵本や感染症をテーマにした小説などの児童文学を通じて、感染症の理解を広めることを模索している。また、学校保健安全法に則り、学校で予防すべき感染症について理解し適切な対応がとれるような感染症に強い教師を目指した「学校の感染症対策」の専門特講を2015年度に開講する。
【現在の研究テーマ】
 ここ半世紀、世界人口は激増、人口密度も過密となった。さらに、高速大量輸送時代に突入し、過去には風土病で留まって感染症も、SARSの例にあるように瞬く間にパンデミック(世界的大流行)となる場合もある。このような新興再興感染症の出現にどう対応するのか。被害を最小限度にとどめるための政策を具体的対策を研究し、立案提言している。
 感染症をテーマにした絵本や小説を創作し、また、それを一歩進めて、その読み書きせや映像化などを通して、感染症の理解を効率よく正確に広めることを思考し、研究、実践している。
 「学校の感染症対策」について、具体的に教育現場で実践できる行動計画の作成を行っている。また、学校感染症への理解を持ち、適切な対応をとれる教師を目指した健康教育プログラムを考えている。
【学生へのメッセージ】
 感染症の予防や感染してしまったときの適切な対処は、健康を守って生きていく上で大切な知識です。日本ではあまり問題とされない伝染病も、ひとたび海外に出た時には、すぐに直面するリスクとなる場合もあります。感染症やその予防について興味を持っていただけたら、幸いです。
【担当主要科目】
生物学A・B、教養特講(病と癒しの人間史)、専門特講(学校感染症の対処法)、ゼミナール、卒業研究