8年ぶり4回目の全日本大学選手権大会に出場した硬式野球部は、初のベスト8入りを果しました。
　準々決勝をかけた戦いは、愛知大学野球連盟代表の中京大学。中盤まで両チーム無得点のまま試合が進み、5回裏、1番金子莉久選手（教育学部3年）の内野安打から無死二、三塁とし、3番の龍昇之介選手（経営学部4年）がセンター前タイムリーヒットで2点を先制。6回にも、2番山田和哉選手（教育学部2年）のライト前タイムリーヒットで1点を追加しました。投げては、先発の安藤幸太郎投手（経営学部4年）が5回を無失点。その後も中京大打線を1点に抑え、9年ぶりに全国で勝利を収めました。
　準々決勝は、3年連続33回目の出場となる強豪、東北福祉大（仙台六大学）との対戦となりました。先発の山田啓太投手（教育学部2年）が先頭打者ホームランで先制を与えるも、その後失点を許さず、3人の投手で9回を1失点に抑えました。9回裏、土壇場で追いつき延長戦に持ち込むも、10回タイブレークで力尽き、惜敗しました。黒宮寿幸監督は「よくやってくれたと思います。この経験を秋に生かしてもらいたい」と選手たちを称え、次の目標に向けて進み始めました。

2安打3盗塁の活躍した金子選手（中京大戦）

先発で好投をみせた安藤投手（中京大戦）

9年ぶりに全国で勝利を飾った

今大会8回2/3を1失点、力投した中村投手

攻守にわたってチームを鼓舞し続けた龍選手

2018年6月14日付け 下野新聞

2018年6月15日付け 下野新聞