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概要

HAKUOH_DigitalBook

スポーツ健康専攻のゼミナールゼミナールPICK UP!運動による身体の効果を科学的にアプローチする【運動生理学研究室】金田健史准教授スポーツと身体との関係を興味あるテーマから分析一流のマラソン選手や水泳選手は、なぜ高地トレーニングを行うのでしょうか。この疑問は、スポーツや運動の効果を高める身体の働き(機能)を、科学的なアプローチから探究することによって理解することができます。このようなヒトの運動と身体の働きをテーマとする研究に取り組むのが、金田准教授のもとで学ぶ運動生理学研究室のゼミナールです。「いろいろな条件で運動することで心肺機能にはどのような違いがみられるか、トレーニングの継続が身体にどのような影響を及ぼすかなど、それぞれ専門のスポーツをもつ学生たちが、自身のスポーツ体験などから興味あるテーマを絞り込み、その課題に向かって追究しています」3年次では各自がテーマを決めて、関連する学術論文を見つけ、その内容をゼミの仲間たちに紹介する活動を行います。4年次になるとゴールを卒業論文に据えて、実験等を行い、データを分析し、考察した成果をまとめていくのがゼミでの2年間の研究の流れになります。科学的な視点を持ち目標に辿り着く力を養う金田ゼミでは実験機器を使用して自らデータを集積し、分析することが研究の柱となり、そこで学生たちはさまざまな経験を積み重ねます。「被験者にバイクをこいでもらい心拍数を測るなど、私たちが取り組む実験は自分ひとりの力ではできません。その中で4年生は指導役に、3年生は上級生を手伝い、実験手法を体感しながら、ゼミ生同士が協力し合い、研究活動が続いていきます」さらに実験を通して学生たちは、これまで自分たちが当たり前と考えていることも、実はまだわからないことは多くあることに気づきます。「学生たちがこれまで感覚的に身につけてきたものを、科学的な視点をもって数字で実証する体験をし、どのような意味合いがあるのだろうと考え、知ること。小さな発見の積み重ねが新たな知識となります。また、自分で目標を据えてそこに辿り着くための過程を考え、ひとつずつ乗り越えていく作業は、これからスポーツに関わる職業に就くうえで、さまざまな場面で活用できる大きな力につながっていきます」と、金田准教授はゼミでの2年間の意義を語ります。ゼミナール紹介スポーツ健康専攻には10の多種多様な専門ゼミナールがあります。関心のあるテーマを選択し、専門的に深く研究しましょう。(50音順)スポーツ競技における競技力向上のための個人・チーム戦術を日本が世界と戦うという視点か検討する網野友雄(コーチング/バスケットボール)現代の健康課題の発見と解決に向けた科学的アプローチを公衆衛生学的な視点から探求する荒井信成(学校保健/公衆衛生学/保健科教育)体育授業のあり方や保健体育科の意義を、子どもの願いや求め、教師の意図や授業の事実を視点に検討する内田雄三(体育科教育学/教師教育)内発的動機づけ(フロー)理論に依拠しながら、学習者や選手の動機づけを高める様々な工夫について学ぶ内山須美子(舞踏哲学/体育原理)運動やスポーツ場面において発揮されるパフォーマンスへの疑問を運動生理学的視点から探っていく金田健史(運動生理学/神経生理学/発育発達)さまざまなスポーツのパフォーマンスをスポーツに医・科学的視点や情報戦略的視点から研究する齊藤武利(トレーニング論/スポーツ指導者論)全ての運動(走・跳・投)の基本でもある陸上競技を正しく理解し、正しく実施できるように学習を進める竹島克己(コーチ学)スポーツの競技力向上を検討するために、運動能力や体力等の測定結果からアプローチを行っていく野間明紀(運動生理学/ソフトテニス)スポーツ実践の現場で生じる運動問題の解決策をスポーツ運動学的視点から探っていく濱﨑裕介(スポーツ運動学/体操競技・器械運動)する、みる、ささえるなど様々な形態でスポーツと人とが関わるしくみを、スポーツ経営学の視点から探る藤井和彦(体育・スポーツ経営学/レクリエーション論)48HAKUOH UNIVERSITY 2020